ネトゲ生活4 ギルドとは
こんばんは、しろいろです
続きです
前回のくだりから勧誘ストの流れのまま
マスターに教えてもらうがままに加入をした
自分は、ひとまずギルドとはなんぞやという
ところからはじまるわけである
そのゲームにおいてのギルドとは
特にプレイに大きく関わるわけでもなく
公式のギルド戦の時に各自成績上昇に励み
時には一緒にプレイしたり、
ときには仲良くしているギルド同士で
ギルドマッチを行なったり、
ユーザー主催のイベントにギルド単位で参加し
大勢(50-80人ほど)で遊ぶなど
つまりギルドに入る旨みとしては
仲の良いギルメンができる、
大きなイベントに参加しやすいなど
そのようなもので、
ギルイベ報酬などは特になかったことから
ソロプレーヤーも多くいたようなくらいの
ギルドの立ち位置であった
そのギルドも他と同じく特に上位を
目指すなどはせずに仲間内でゲームの時間を
楽しむくらいのもので
今のゲーム界隈のいわゆる外部ツール
(sky◯e、disc◯rdといった)ものは
当時発達していなかったため
完全にゲーム内の友達として
当時の自分は考えていた
その時は
とのちの話は置いておく
このギルドについて長々と呼べるような
イベントは特にないのだが、
便宜上主要メンバーに割り振ると
マスター♂ 気さくなアラサー 盛り上げるのが上手い
サブマス♂ 控えめなアラフォー 聞き上手
カカオさん♂ よく構ってくれるおじさん
ココさん♀ 世話するのが上手いアラサー
プリンさん♀ 中性的なココさんリア友
クラウドさん♂ お兄ちゃん的な大学生
しろいろ♀ まだ純粋だった10代前半
他にもちらほらいたがおそらくこのメンバーが
アクティブメンバー(ここではイン率が良いことを指す)
であった。他は大半がアラフォー♂だったはず
計20人ほどの比較的小さなギルドだった
さてこの時代ギルドの構成メンバーといえば
仕事に疲れたアラフォーアラサー、
人生を踏み外しそうになるほど廃人の20代
厨二病ら患者多数の10代というのが
主たるものであったと思うが
しろいろの属したギルドは一応
「成人向け」
を語るギルドであり、
20歳以下は後にも先にもしろいろしか
いなかったわけである
しろいろかが受け入れられたのはなぜかと言うと
単にギルメンを増やしたいということと
当時ネットの中でも相手に失礼のないよう
クソがつくほどド敬語を多用していたしろいろ
(失礼致します的な挨拶含め)は
なかなかネット界隈では見られないもので
あったそうで(若さをウリにしているわけでなかった)
気に入られたこと、
話をしている上で課金には手が出せない
小学生だということもマスター持ち前の
会話力で引きずり出されていたが
それを踏まえてギルドに入ってほしかった
ということから加入が認められた
大人に囲まれ、
めてたく最年少のしろいろは
今思えば貢がれネトゲライフを
始めたのであった