ネトゲ生活〜課金沼とギルメン騒動を添えて〜

しろいろです。人生の大半をネットの海で過ごしていたこと、その中でも特にネットゲームについて思い出話を書こうと思います。

ネトゲ生活2 チュートリアル

 

しろいろです。

前回の続きです。

 

 

その頃ゲームといえばゲームボーイやら

なんやらの時代で、当時の自分にも

PCを使ったゲーム(マインスイーパなどを除く)

をするのが初めてで、何が何やらといった

感じだったのを覚えている。

 

 

ひとまず自分の分身にニックネームをつけ、

何も考えずに女キャラを選び、

申し訳程度のアバターの色から

自分らしいアバターを作り上げて行く。

 

ネトゲには慣れてはいないがまあまあ

パソコン操作には慣れていたため、

なんとなくこんなもんだろうというところで

自分の分身を作り上げていった。

 

 

 

あらかじめ断っておくが、

このゲームはいわゆるRPGとは違い、

スポーツを対戦で楽しむものであり

 

ネトゲの笑い話によくある

 

女キャラ ヒーラー フワフワ系 ぶりっこ

 

みたいな過ちはしなかった。

こういう話を期待している人は

残念ながら諦めていただきたい。

 

 

兎にも角にもとりあえず形はでき、

チュートリアルで基本的な操作を身につけ

突然対戦に行くかと言われるとそうではない

 

当時小学生とはいえ自分の架空の姿に

意識を向けていた自分はまずショップを

開いてキャラはどんなもんかと眺めた。

 

初期のキャラは男女1キャラずつだが

ショップを見ると可愛い女の子、かっこいい男の子、

強いアイテム強い装備見た目重視装備など

 

今までの掲示板上のやりとりのアバターとは

違って様々な効果があったりと、

その時の自分にはかなり眩しいものであった

 

 

眺めるうちにさすがに小学生でも

どうやらリアルマネーが関与するものと

ゲーム内マネーが関与するものが分かれていると

なんとなく気づき、当たり前のように

リアルマネーが関与するものの方が

より可愛く、より強いわけである

 

しかしさすがに小学生の自分には

親に内緒でお金を使うなんてといった

わずかな不安もありその時は課金などせず

いいなあと眺めていただけである

 

その時は

 

 

ひとまず自分の中でこのキャラが欲しい、

この装備が欲しいというのもなんとなく固まり

 

なんとなくゲームの世界線もわかり、

とりあえずゲーム内マネーを集めて

ゲーム内マネーで買える装備を揃えよう、

 

そう思ってひとまず対戦部屋に入った。

 

 

このゲームでは普通に数名同士の対戦型と

大人数対戦型、さらにギルドマッチ型など

様々な形式の対戦があったがとりあえず

よく考えないまま数人対戦部屋

(知らないプレイヤーなどと直接対戦、いわゆる野良)

に入ることにした。

 

 

その部屋が自分の初めての対戦部屋だったか

連戦した後の部屋だったのかはさすがにもう

覚えていないのだが、

 

自分よりランクが上の

2人がすでに入室しており

 

「初心者歓迎!」

 

という部屋名であったため、

マネーを求めていた自分はすぐさま入室。

 

そこで出迎えてくれた2人はとても仲が良く

かつ自分にも話題を振ってくれ、そしてさらに

ランクが高い分ゲームもうまいときた

 

居心地がいいなと思いながらプレイしていたが

今思えばあの部屋はつまり初心者を迎えて

仲良くなって自分のギルドに入ってもらう、

つまり「勧誘部屋」なのであった。